米国ダウ暴落、つられて日経暴落!!資金はリスク回避へ!!
とか思ったりしてる?
いや、「資金はリスク回避へ!」の部分は分からないけど、米国ダウも日経も別に暴落してない。下げ幅は確かに大きいが暴落?には違和感がある。
「暴落だ~祭りだ!買い場キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!」と盛り上がりたいのならそれはもちろんありだ。なんか楽しい。
しかし、長期投資を目標としているのに、ニュースの見出しなどで煽られて不安に包まれている人はかわいそうだ。
え、株はヤバイの?FXもヤバイんでは?と感じている人もいるかもしれない。
日経が暴落といえるのか中期チャートを見てみよう。
これは週足で2016年の4月頃から昨日(2018/2/6)までのチャートだ。
確かに陰線2つでかなり落ちているが、移動平均線にすら届いていない下落だ。
上がっては落ちて上がっては落ちながら上昇していくのがチャートなのでむしろここで落ちたほうが自然ではないだろうか?
どう見ても暴落には見えない。
震源とされるニューヨークダウも似たようなチャートで平均線で反発している。
今度、平均線を割って落ちていったら暴落と言えるが今は単なる適度な調整だ。
もし真に受けて不安に思っている人がいたなら長期チャートを見て判断するようにして欲しい。
ドル円チャートは?・・・
そして、トルコリラ円の価格に影響が大きいドル円チャートだ。
トルコリラ円は28円台をつけた。少し前は30円近かったのにどうして?となる人もいるかもしれない。なので長期のドルチャートを見てみよう。
これは2010年からのチャートだ。
アベノミクスをきっかけに力強く上昇。調整を挟み、今はドル円でよくある振り幅を狭めながらヨコヨコに入ってきている状態だ。
大波から小波と表現しても良い。
波があるのだからドル円も数円幅で上下動を繰り返す。つられてトルコリラ円も上下動を繰り返しているだけだ。
28円突入がどうしたという感じだ。
まあこれは個人的見解だし、チャートが読めるわけではないので僕はこう見ているというだけの話になってしまうが、目先のことで大騒ぎしているのはどうなのかと思った次第だ。
ビットコインのチャートは大暴落と言えるだろう。
でも異常な大暴騰の後、元に戻っただけという風にも見える。
このように中長期チャートで見ると日経もドル円も別に異常事態ではないということがお分かりいただけただろう。
でも、だからといって稼げるかは別の話なので難しいところだ。