まずトルコリラを始めた頃の初心を振り返る
どうしても損が膨らんでくると損をしたくない!という思考が強くなるというのは何回か書いた。株でもそうだけど、塩漬けして大きな含み損に耐えて買値に戻ってきたら損がなくなるから、そこで損得0で決済してしまう。というのが人間心理だ。
何のために耐えたのか。何のための投資なのか。
まあもちろん含み損で決済して損で終えるよりは損得0のほうがよかっただろう。でも客観的に見ると矛盾が色々ある。
どういう理由で含み損に耐えているのか。
よくあるのは、「損を確定するのは辛いので出来ない」という理由だ。確定していないからセーフな!みたいな。これは非常によく分かる。しかしこれは問題に蓋をしているだけで具体的な行動を放棄しているので良くない。そこから上がるのか下がるのかを判断しないとダメだ。その判断から逃げているわけだ。
上がると思うなら買い増しだ。
下がると思うなら損切りだ。
分かっているけど、その判断がつかないから困っているんじゃないか。。。
もっともである。でも、そういうチャートの判断が出来ないから、チャートを読むのを諦めて、保有するだけで多くのスワップポイントが貰えるトルコリラに投資をしたのではないか。
となると、買い増しするのが理屈的には正しい。まだまだ下がりそうだから買い増しはしないというのは矛盾する。
底値と思えそうなところまで待って買い増していくというのなら、チャートを読む普通のトレードとなんら変わりはない。
読みが外れる経験は今まで何度も繰り返してきたじゃないか。
そうなってしまうのも理由があって、やはり短期的に見るとスワップポイントより為替差による損益のほうがでかいからだ。
コツコツスワップが溜まって24000です♪\(^o^)/
とホクホクしていたところで、エルドアンが「おい、ムカつくからアメリカ人のビザ発給は無しな」と発言すれば、含み損5万!10万!とかになり、スワップポイントを大幅に上回ってしまう。どうしてもチャートの上下動に振り回されるだろう。
トルコリラスワップを始めた頃の僕の考えはこうだった。
「チャートの変動はどうでもいい。ロスカットされない範囲で積立てだ」
「まだ上がらないで欲しい。買い増ししたいからむしろ下げてくれたら嬉しい(キリッ)」←
とまで考えていたのに、これ以上損はしたくないよ~ジタバタ的な状態になっている。しかもまだ29円台なのに・・・かなり情けない。
20円台で攻めて積立てるとどうなるか
まあこれは初期の頃に何回もシミュレーションしているので、今更なんだが、目先の損失が気になってしまうので、改めて見直してみたい。
都合いいバージョンと都合悪いバージョンを考えてみる。
「OK、良い知らせと悪い知らせがあるんだがどっちを先に聞きたい?」
「じゃあ、悪い方から・・・」
面倒になったので次回へ続く・・・
タイトルに偽りありみたいになったな・・・