トルコがやっていることは全て間違っている
2018年7月28日のニュース (bloombergより)
ゴールドマン・サックス・アセット・マネジメントはここ最近、トルコへの投資に関して単純明快な方針を取っている。それは「まっぴら御免」という方針だ。
同社の新興国市場担当チーフ、サム・フィンケルスタイン氏はブルームバーグテレビジョンとのインタビューで、トルコ資産を保有しているかとの質問に対し、「トルコに関しては神経質になる必要がある」と回答。「トルコがやっていることは全て間違っている」と述べた。
通貨リラは今年22%下落。中銀の金利据え置き決定など一連の間違った政策が背景にある。26日は、米国人牧師を拘束しているトルコに対し制裁を科すと米国が警告したことから、イスタンブール市場に動揺が走った。
「悪材料だらけだ」とフィンケルスタイン氏は話した。
市場が政府を信用していない一因として、フィンケルスタイン氏はエルドアン大統領がエコノミストではなく、娘婿を新政権の経済政策の要に起用したことも挙げた。
こうやって記事を見て再確認すると一国の通貨が今年だけで既に22%も下落しているってヤバイな。ドル円でいえば110円から85円だ。
まあ現状は散々なトルコだが、ゴールドマンサックスが言うと嵌め込みみたいで勘ぐってしまう。
去年の年末に「リターンがさまざまな資産で低下する可能性が高い」「急激な痛みが」とか言ってたしな。まあいつでも誰かがそんなことを言っているものだが。
ゴールドマンの嵌め込みで日本において有名なのはオリンパス株か。
オリンパスの損失隠しの事件が明るみになる前にレーティングで「買い」を推奨。ゴールドマン自体はこっそり空売り。その後、損失隠しが発覚して株価は大暴落。顧客は大損。ゴールドマン大儲け。
力もあるだけに割とやりたい放題。
今回の発言。。。実はトルコリラを仕込みたいのか??