投資心理-FXについて思うこと

待つことは損も出ないが利益も生まない

円高に連れてトルコリラ円も30円台半ばまで来ている。

先日も書いたようにスワップポイントがあるので多少の変動による含み損はスワップポイントが相殺してくれる。地味だがチリも積もれば山となるというのを実感する。

ここで思うのは、損が出ないように少しでも安い価格で拾おうとするのはスワップ派として正しい戦略なのだろうかと。少し違うような気がしてきた。




前提としてロスカットは絶対に避けなければならない。これはスワップ派としては間違いない。
ただ、ロスカットを避けるあまりに値段が下がるまで待つということは当然その期間、スワップポイントが貰えないのだから損をしているとも考えられる。なのでロスカットされないだけの資金があり、少なくとも5年以上はマイナススワップも発生しないと踏んでいるのならすぐにポジションを取るべきだ。スワップ派には本来、チャートの上下は関係ないはずだ。
1日待てば1日分のスワップポイントを取り逃がす。そしてその逸失利益は今後一生かけても取り戻せない。少しでも早い段階で持てるだけの多くの枚数を持っていたほうが有利だ。

例えば、僕は0.2枚だけなので現在スワップポイントの総額は2,700円だ。
20枚持っていたら27,000円だった。
まあ20枚保有した上でロスカットに耐えられるほどの資金がないので個人的な作戦上は別に問題ではないが、「TRY/JPY 15円まで耐えられる!」というのなら早めにポジションを持つのが正解だと思う。最悪、30円掴みの15円下げという大きな含み損を生むが、スワップは30円台の頃から毎日もらえるわけだし、TRY/JPYがその後30円を超えてきたとしたら含み損なんて一時的なもので、残るのはスワップポイントだ。確定しなければ含み損は損ではない。という精神がスワップ派には必要だ。

大雑把に計算してみる

前提

スワップポイントは増減するので5年後にどうなっているか分からないが、少なめに見て65円/日と設定、トルコリラ円チャートは現状の30円から15円まで3年かけて下降、その後2年で35円を超えて上昇していくというシナリオだ。

15円辺りまで待って50枚買うパターンと速攻で50枚買って耐えるパターンを見てみよう。


 

15円辺りまで待って50枚買うパターン

これは底が15円だと予測してそれがほぼ当たったという前提からして割りと神がかっているので実現性が低い。都合良すぎなので平均取得価格は17円としたい。底で全部なんて買えないし。
17円で50枚。そこから2年後に35円である。
まずスワップポイントの総額は「65sp×730日×50枚」=2,372,500円
含み損益は18円アップなので「50枚×18円」=900万円

合計1137万円


 

速攻で50枚買って5年寝かせるパターン

この場合は現状で買うので予測とかあまり関係ないロスカットを避けいかに長く持っていられるかだ。今回のシナリオでは為替差損益も発生するが。
30円で50枚!スワップ5年の総額は「65sp×1825日×50枚」=5,931,250円。
含み損益は5円アップなので「50枚×5円」=250万円。

合計850万円


 

うわあ。。。スワップポイントの圧勝度が気持ちいいくらいだったのに、含み益が。。。

このシナリオではこういった為替益が強すぎる結果が出たが、15円に落ちるまでに5年かかるかもしれないし、15円から長年低迷するかもしれない。
そもそも15円まで落ちずに30円が底で今後ずっと30円以下に落ちることがないかもしれない。

そうなったときはやはり飛びつき買いでのスワップポイントが大きな存在になるだろう。